Thursday, February 27, 2014

Sony再建 PS4に賭ける?


日経新聞2月28日に下記の見出し。

ソニー、ゲームに再建託す PS4国内でも発売


内容は他社と変わらずゲーム機に関するもので失望。
基本的にネット対応とハードウエア仕様の改善でしょうか?

創業者の井深氏は、娘さんのこともありましたが、幼児教育に熱心でした。
盛田氏や大賀氏は、映画や音楽というコンテンツ事業にも進出。

ゲーム市場を牽引するのは、コンテンツに当たるゲームそのもの。
実際コンテンツビジネスは、上記のとおり黒字です。
それを楽しむためのソニー製品というのがバランスと調和。

多くのゲームは、戦争、競争など情操教育から大きくかけなはれたものばかり。
ネット対応が拍車をかけて、世界中の子供達をゲーム脳にすると危惧する一人です。

一時期、ニンテンドーDSが出した、頭の体操は好きで初めて自分で買ってやりました。
ゲームは中毒性というか依存性にもなりやすく危険な面があります。

情操教育という側面では、ゲーム機は良いツールかもしれません。
世界中の子供達をつなぐこともできます。
今のような高機能化なゲーム機より、簡単、安く、安全なもの。

ソニーならば、世の中に役立つコンテンツを牽引するゲーム事業にして欲しかった。
ブランド復活にも繋がるはず。
ネット対応の決済には、ソニー銀行サービスも有効に使えるのではないかとも思います。

征服や点数がゲームの全てではないはず。

バーチャル体験で外にリアルと繋がり、長期入院している子供たちに夢を与える。
広い世界、海外に想いを馳せる若者達の夢を拡げる。
それもゲーム業界ができること。

つまり、教育 (Education)とエンターテイメント(Entertainment)が融合したEdutainmentという分野です。

大人が、将来子供に夢を届けることもビジネスパーソンの責任だと考えています。

儲ける前に近江商人の三方よし;「売り手よし、買い手よし、世間よし」

売り手よしのメッセージしか見えないビジネス戦略、新製品発表では、ソニー復活はまだまだ道程が遠い。

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