1.今週の随感記
MOOCという言葉聞かれたことありますか? 日本語では「大規模公開オンライン講座」と訳されているようです。
有名な講座には、edXやCourseraがあります。 ハーバードやスタンフォードをはじめ、世界的有名校がオンライン授業を提供しています。 日本では京都大学がedX、東京大学がCourseaに公開授業を行っています。 西海岸で一番古いシアトルのワシントン大学は、両方のコースに名を連ねています。
(ワシントン大学の図書館)
その他に下記のようなユニークなMOOCがあります。
Googleがスタンフォード大学と創った無料講座「Uacity」
大学側は、有望な学生を世界中から奨学金を特待生として招いたり、世界中の受講生のデータを研究に役立てることができます。
当然、我々には生涯教育のチャンス。
大学講座の学習の在り方だけでなく、就業形態など今までにない対応が出て来るでしょう。 それについては、近いうちにまた触れてみたいと考えています。
注)引用したTEDビデオでも紹介されていますが、この30年でアメリカの大学の授業料は、約6倍になりました。 我が家の子供が通学するワシントン大学でもこの4年間でも20%以上も授業料は上がっています。
2.What’s new in Seattle?
年末調整でへそくりというか飲み代が稼げたでしょうか?日本の場合、年末調整会社は、すべて会社がやってくれますね。
でもここアメリカは違います。
自営だろうが会社勤めであろうが、年末調整はすべて自分で行います。 学生アルバイトでもそうです。
日本でいう源泉徴収票にあたるのが、W2フォームと言われるものです。 家の購入、学資、医療など税金控除に該当する数字を記入して自分が、IRS(国税局)に申請します。
自営である私は、それ以外に州政府や市に対する申請の有無。 これは、住んでいる州や市の法律や収入によっても変わります。 法律の変更にも注意が要ります。
こうしたことを学生時代からしているアメリカ人の財務管理能力は、日本人よりはるかに高いと思います。 正直いって私にはチンプンカンプンで税理士頼り。 今週も税理士に会って書類提出や準備の相談にのってもらいました。
ただこの私でも毎月のお金の出入りは、会計ソフトで管理しています。 銀行口座にも連動させて項目を仕訳しています。
アメリカ人は、政治における政策変更はみんな敏感になるのが解る気がします。 台所事情に直結するのがよく解るからです。
数字に明るくないとよい経営者にはなれないかもしれません。
その点では私は失格かも。 お金の勘定よりも夢や志に向って動くことに喜びを感じます。 そして、周囲のモチベーションを挙げる。 お金は、その結果でついて来るという甘い(?)考え。
そのためにお金の管理については、専門家に右手、左手となってもらって任せればよい。 会社組織でいえばCFO。 個人経営で言えば、税理士。
とはいえ、毎年1-3月は納税手続きで大変な時期です。
3.Pon Ponのポケット
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4.喫茶去(まあ一服どうぞ!)
今年の旧暦の正月が1月31日でした。 近隣のアジア諸国は、みんな旧暦の正月を祝っているのに、その伝統文化を捨てたのが日本だけ。
桃の節句といっても早すぎて、桃は咲いていない。 七夕も梅雨や満月などに当たると、年に1度出会えるロマンも壊れてしまいます。
閏月が置かれる年は、その閏月が何月かによってその年は、残暑が続く長い夏とか、寒さが厳しい冬になるだろうということも昔の人は予想していました。
行き過ぎた欧米化を見直すためにも自国の歴史文化をもっともっと理解し、誇りを持ちたいと思います。
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