7Cs Compass Model |
WiKi引用ですが、下記のように説明されています。<href a="http://ja.wikipedia.org/wiki/7Cs_COMPASS_MODEL"><b>7Cs Compass Model</b></a?
Quote:
経済の低成長時代においては、売上げと利益を最優先するのではなく7つのCとコンパスの針が示す4方位(NWSE)で始まるキーワードを遂行することで「信頼」を得れば利益は後からついてくるという経営哲学に基づいたマーケティング・モデルである。このモデルは4重の同心円からなり、中心に企業があり、2番目の円が4等分され4Cが配置されている。その外側に消費者、一番外側に外部環境がある。そして、消費者と外部環境にはそれぞれコンパスの針が4方位を指し、針の先にN,W,S,Eと表示してある。
Unquote:
元々Marketing分析の要因として提唱されたのが、3P1D(Product, Price, Promotion and Distribution)。それが60年代に4P Marketing (Product, Price, Promotion and Place)と単純に言葉統一。そして、売り手視点からではなく、買い手視点からという言い方で4C(Consumer, Customer cost, Communication, and Convenience)という言い方というか分析視点が出てきました。
そして、上記引用にあるように、買い手・売り手だけでなく、自然や社会という外部環境との共生まで含めてみないとビジネスマーケティングとしては成立しない時代だというのが7C Compass Modelで表される共生マーケティング(co-Marketing)のようです。
日本企業を米国企業と比べるとそのマーケティング手法の弱さ、軽視(リソース投資という意味)を感じることが多いのですが、実はその根底に流れる哲学では日本はずっと先に行っています。
こうした分析的な言葉の遊びが米国で多いように思いますが、根底に流れるものを時代を超えて何も変わらないのではないでしょうか? 米国で盛んに言われてきたマーケティング論。売手立場から買手の立場に。そして、それを取り巻く環境まで含む。
ここで何か思い当たりませんか?
そうブログでも書き留めた近江商人の商売の秘訣「三方よし」です。文献確認からいくと300年以上前にはすでに国内では知られていたようです。三方よしという言い方は、昭和に入って覚えやすいように標語化されたようです。
インターネット技術が、お店にいって買うという対面販売からネット販売というものを可能にしています。とするとPlaceを構成するもの、Promotionの届け方など多くの要素が変化しますが、売手、買手、世間は普遍です。
聞こえのいい学術的な言葉に惑わされることなく、本質をついたビジネス・マーケティングを日本ビジネスパーソンは、堂々と真っ向勝負してみてはどうでしょうか?
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